壁紙張替え5つのポイント

壁紙を張り替えるときに気を付けたいポイントをご紹介します。

①お部屋の用途に合わせた壁紙を選びましょう。 住宅には、大きく分けると居室部分と、共有部分(家族が一緒に使う場所)があります。 

 居室部分は寝室や子供室で、共有部分は居間、食堂、玄関、廊下、トイレ、洗面などです。寝室は一日の疲れを癒す落ち着いた淡い色合いがおすすめです。ベットのフレームやドレッサーなどは茶系でお部屋全体のアクセントになります。

 子供室は、小さいお子様がいる場合に割合キッズ系の柄を選ばれます。小さいお子様の場合はいいと思いますが、中学生や高校生になった場合を考えて、5年〜10年先を考えて選んだ方がいいと思います。

 そして、共有部分は水廻りと通路部分、憩いの部分があります。

②素材を活かして選びましょう。 壁紙には、表面強化のタイプがあります。これは、玄関や通路部分におすすめです。トイレや洗面、台所などの水廻り部分には、汚れ防止壁紙がいいと思います。更にトイレなど臭いの気になる所には天井に消臭壁紙は如何でしょうか。

③居間や廊下などの壁にニッチ(一部壁が凹んでいて、小物や絵画などを展示するスペース)はアクセントとして壁と違った色合いをお勧めします。また、居間や食堂、寝室などの壁の4面の内の1面だけ、色の濃い壁紙を張るとお部屋がより立体的になる場合があります。

④マンションなど梁型がある部分は、無地柄がおすすめです。梁方に柄物の壁紙を張りますと、梁の裏側は柄が逆転してしまい、花柄などは花びらが下を向いてしまいます。

⑤壁紙は下地の状況に影響を受けます。現在の壁紙を剥がしてみると、カビが生えていたり、下地が不良で、下地から補修しなければいけなかったり、色々なアクシデントが起こる場合があります。カビが発生しているときは、カビを除去し、カビが発生しにくくする水性の材料を塗布しますが、完全にガビの発生を止めることは出来ません。カビの発生の多くの原因は結露によります。壁紙を張り替えるときに壁に断熱性を持たせ、窓も2重にすると、カビの発生はかなり抑えられます。

以上のような点を考慮して壁紙を選ばれるといいと思います。

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