カーテンには装飾性と実用性の目的があります。カーテンを選ぶ際には装飾性と実用性を考え、価格面とのバランスを合わせた商品を見つけることが基本になります。

装飾性　　カーテンはヒダをとることによって綺麗なウエーブを出します。

カーテンの巾使いを１.５倍や２倍、２.５倍など生地の巾使いを増やすことによりヒダの数やウエーブのボリュームが変わってきます。通常のカーテンレールから下げるカーテンは縦のウエーブが中心です。　　横のウエーブを出すものに、スタイルカーテンの一種でシェードで仕上げ、ブラインドのように上下に開閉するタイプがあります。

色彩や柄も大切な要素で、お部屋の居住性・目的に合わせた色を選ぶことが大切です。色は暖色系から寒色系、ナチュラル系と豊富にあり、柄も大きく分けるとモダン、カジュアル、エレガンス、クラシック、プレーン、和調、レースなどがあります。

実用性　　目隠しの為に取り付ける場合や、明るさを調整する場合に遮光性のランクがあり、暗さを選ぶことが出来ます。機能としては、厚手の生地を使ったり巾使いを増やすことによって、冬は窓の外からの冷気を防いだり、防音の効果などがあります。

レースカーテンにはＵＶカット性能のあるカーテンで紫外線を吸収するタイプがあります。紫外線の室内に入る量を減らすことにより、床材や家具などの劣化を防ぎます。また、遮熱性のあるカーテンは、セラミック微粒子を繊維内に練り込み赤外線の透過量を減らし遮熱性を高めたものです。遮熱カーテンの使用により、省エネ効果を高めることが出来ます。